吉野ヶ里遺跡にて
では、吉野ヶ里遺跡に向けて出発しましょう。
最初に、駅に併設されているコミュニティセンターによります。こちらでは、手荷物の一時預りですとか、遺跡までの道順の案内などをしてくださいます。レストランが混むことが多いので、手前の弁当屋さんで買って中でたべるのもいいよ、とか、裏技も教えてくださいます。
教わった道順と、この看板にしたがっていけば700メートルの距離は迷うこと無く進んでいけます。といっても、ほとんど直線なんですけど。
入り口までつきました。お昼はレストランが混むと聞いたので、12時ちょっと前の今がチャンスだと思い、まずは食事をしようかと。
レストランは入り口左側にくっついていました。いろんな種類の食事ができます。
わたくしは、吉野ヶ里そうめん定食とやらを注文しました。やや甘いツユに、氷で冷やした麺をつけてたべる、という、暑い日には最高の贅沢です。
しかも、そうめんはおかわり自由っていうので、おかわりしてみました...ですが、こりゃ食べ過ぎですね。やるんじゃなかった。
暑さ対策で、陣笠の無料貸出があります。これはありがたい。
こちら、マスコットのひみかです。
園内にはこの「ひみかの道」と、「やよいの道」という2本の道が設定されていて、これにしたがって歩くと園内をだいたい見て回れるっていうことになっています。
例によって、以下、沿道の様子をペタペタと。
部屋の中に、不気味な人形が...
こちら、一番重要な施設であったと考えられている、主祭殿だということになっています。中では国の意思決定のための儀式や会議がなされていたんだとか。
さあ、ここが入り口から一番遠いのですが一番の見どころとなっている北墳丘墓です。歴代の王の墓だと考えられています。
なんと、ここには古墳のように盛り上がった土の中に展示スペースがあり、出土したお墓そのものが、本物が展示してあるんです。これはすごい!
甕型のお墓が出土しています。本物の持つ迫力に押されながら、昔の時代に思いを馳せるのは、非常に楽しい時間です。
余裕のあるスペースにお墓が作られているので、王様のお墓だと考えられています。もっと身分の低い人たちのお墓はこんなにスペースに余裕がなく、かなり接近して埋まっていたようです。
甕のなかには、こんなかんじではいっていたようです。甕の中にあった骨が膝を折り曲げていたようになっていたので。
いやぁ、この北墳丘墓の展示は感動です。よくぞ本物を展示してくださいました。外にあるほとんどの展示は学者が考えて、たぶんこうだろうなぁと作ったものであり、決して当時のものではないわけです。そうではなく、このお墓の展示は当時のものそのものですから、その形や質感を感じることができるのは貴重な体験だと思います。
北墳丘墓のそばにも外にレプリカですが甕型のお墓が多数あります。
こちらは、なにをやっているのか尋ねたところ、よもぎの葉っぱを燃やして、煙で害虫駆除をしているんだそうです。定期的に、どの建物に対しても作業をなさっているとのことです。たまにむせながらよもぎをくべている方はたいへんそうです。
やよいの道の最後のところに、こんな場所があります。体験コーナーみたいな所です。
勾玉を作れるっていうので、ちょっとやってみようかな、と。
こちらの一式を渡されます。右上のピンクの消しゴムみたいな石を、左側の大きな石で削って勾玉を作ります。真ん中の木の棒に4つぶら下がっているのが、お手本です。
まずは、石に勾玉の形の線を書き、それにそって荒削りをしていきます。
次に先っぽのところをスリムにするために、さきっぽを左右から削っていきます。
ここまできたら、本削りです。全体的に丸みを帯びるようにぐるぐる石の上で回しながら削っていきます。
それっぽい形になりましたら、石で削るのは終了です。
その後、たらいの水と紙やすりでキレイに仕上げて完了になります。
自分の分だけ作ってなにか問題が発生してしまってはいけないので、もう一つこしらえます。こちらは石鹸石というもので、さきほどのピンクの高蝋石とは違い、かなり固い石です。しんどい...
ということで、これが完成品です。2つあわせて2時間かかってしまいましたが、納得の仕上がりですよ。
なんだかんだで、いい時間になってしまいました。そろそろ佐賀へ移動しましょう。
ではまた。
Posted at 2010/07/18 16:30 by みつ in 見どころ | コメント[1]
新撰組局長近藤勇の池田屋事件 斬殺剣 虎徹、古今稀なる名作、作品は古今東西を問わず美術工芸品として第一級の評価、日本国指定の文化財(国宝・重要文化財・重要美術品). 刃長45.75cm、 鞘を払った長さ73cm、全長さ76cm、近藤勇が 虎徹を持っていたから刃こぼれもせずにすんで、 無銘 近藤勇の愛刀 虎徹URL:http://t.cn/ae8TjH
Posted by 近藤勇の愛刀 虎徹 on 2012/02/22 04:41 #